ルテインには視力を回復させる効果があった

年を取ると、眼が疲れる、ものが見えにくくなってきたなどの症状が起きるものです。 また、パソコン業務やスマホの普及によってかなり眼を酷使している方も多い時代。 そんな中、注目されているのがルテインのサプリメントの効果です。 さまざまな眼病を防ぐ効果が期待され研究も進んでいますが、その効果も科学的に立証されているところもあります。 さらに、最近ではルテインには視力回復の効果もあるとの調査報告もされています。

 ルテインサプリ効果で0.03→0.7に視力が回復

眼科医も注目!ルテインの効果が眼病を防ぐ

眼病予防にルテインが効果的として眼科医からも注目されています。 欧米ではマルチカロテンの重要な構成成分としてもルテインは一般的なサプリメントとして用いられています。 また、様々な眼病予防の研究により加齢黄斑変性症や白内障を抑制する働きがあるとことが確認されています。

体内でルテインとはどのような役割をしているのか

ルテインはケールやほうれん草、カボチャといった緑黄色野菜に含まれているカルテノイド(天然色素成分)の一つで、眼の中では、黄斑部と水晶体に内在しています。 黄斑部の色素層を構成していて青色光線を吸収するフィルターの働きをして紫外線から眼を守っています。 また、黄斑部はフリーラジカルの酸化障害を受けやすいのですが、それをルテインの抗酸化作用の効果によって保護しているのです。

実はこのルテインは、人の体の中では作り出すことができないのです。 しかも、年齢とともにルテインは徐々に減少していきます。 そのため、食べ物やサプリメントから摂取し補充する必要があります。

眼の中のルテインが不足すると眼病につながる

人は加齢とともに活性酸素の働きによって細胞が徐々に壊されていき生体機能が低下していきます。 この活性酸素が様々な病気を引き起こす原因でもあるわけです。 ルテインの不足によって酸化を防ぐ能力が低下することで眼病につながります。 特にその関係性があるとされるのが加齢黄斑変性症と白内障です。

加齢黄斑変性症とは

網膜の中の黄斑部がダメージを受けて視野の中心が見えなくなる病気で、50歳代頃からその症状が現れるといわれています。 欧米では、成人の失明原因の1位とされ、日本でも失明原因の4位となっています。 国内での疫学調査では、その発生率は男性1.7に対し女性は0.3との報告があり、男性に多くみられることが分かっています。

◇主な原因

  • 加齢によって、物を見たり明るさを感じるという重要な役割をする黄斑部が正常に機能しなくなる。
  • 紫外線・・・網膜色素上皮の酸化により誘発される。
  • 食生活・・・野菜や果物に多く含まれるカロテンやビタミンA、C、E、ルテインのサプリなどの不足により、酸化を抑える働きが鈍くなる。
  • ストレスによる活性酸素の発生。
  • 喫煙・・・欧米の研究では喫煙者が多く発症しているとの報告がある。

◇主な症状

  • 視力の低下
  • 物が歪んで見える
  • 中心部が暗く見えにくい

 ルテインの効果の働きが悪くなると加齢黄斑変性症の引き金になる


白内障とは

眼球の中の水晶体が白く濁る病気で、その9割以上が加齢が原因とされています。 40歳前後から発症し60歳代では約70%、70歳代では約80%、80歳以上ではほとんどの人に白内障の症状がみられルテインのサプリの効果があると言われております。 濁る場所によっては自覚症状がないこともありますが、ひどい場合は視力が低下することがあります。

◇主な原因

  • 糖尿病やアトピー性皮膚炎も原因として挙げられるが、90%以上が加齢によるもの。
  • 紫外線によって水晶体が濁る。

◇白内障が疑われる症状

  • 文字が読みづらくなった。
  • 老眼鏡をかけても見えにくい。
  • 物がぼんやりと見える、かすんで見える。
  • 外の光がまぶしく感じられる。

これらの眼病は、網膜内のルテインが減少したり酸化することによって、その機能が低下し発症することも示唆されています。 できることならこのような状況は避けなくてはいけません。 そのためにも日頃から予防する意識を持つことが大切なのです。

ルテインサプリの効果が眼病リスクを減少させる科学的根拠

■世界でもルテインの効果が眼病予防の関係性を確かめるために様々な研究が日々進んでいます。 加齢黄斑変性症や白内障の発症を抑制する働きがあることもわかってきました。 確かな研究結果によってルテインが眼病予防に効果を発揮することへの期待も高まっていいるのです。 ここではルテインの効果について行われた研究・調査事例を紹介します。


アメリカ国立眼科研究所による報告

■米国NIH(National Institute of Health)が行った通称AREDS(Age Related Eye DiseaseStudy)2と呼ばれる大規模臨床試験による報告。 ルテインとゼアキサンチンの長期間における安全性と眼の健康に対する有効性について約4,000名の加齢黄斑変性症の患者に対してサプリメントでの摂取にて調査を行った。 結果、1日の摂取量が0.7㎎の被験者と、10mg のルテインサプリと2mg のゼアキサンチンを摂取すると重度の加齢黄斑変性の進行リスクが26% だけ有意に減少することが確認された。


フロリダ国際大学の研究報告

■被験者にルテインのサプリメント30mg/日を5ヵ月間与えた場合の網膜内の変化について臨床試験を行う。 摂取をしている被験者は、網膜の黄斑部における量が20~40%増加した。 網膜のルテイン量が増えたことにより、黄斑光受容体と黄斑の他細胞まで達する青色光量が30~40%低下することが判明。


ニューハンプシャー大学による研究データ

■一卵性双生児を対象に、1つのグループにはルテインが豊富に含まれた食事を与え、もう1つのグループには含有が少ない食事を与えた。 結果、多く摂ったグループでは黄斑部のルテインのレベルが高くなった。


ハーバード大学医学部による研究報告

■喫煙とルテインサプリの関係を研究したところ、喫煙者の黄斑部著しく低下したとの結果が出た。 喫煙が体内での抵酸化作用を低減させることがわかった。

■白内障患者の看護師493人に対し、摂取する食べ物の違いによる白内障の症状の変化を8年間調査。 多く含むほうれん草を毎週4皿摂取した場合と、βカロテンが豊富なニンジン、サツマイモ、冬カボチャを週5皿摂取した場合の白内障に対する変化を比較。 結果、ルテインのサプリを摂取した患者は40%減少し、βカロテンを摂取した患者には白内障の減少は見られなかった。


アメリカ医師会ジャーナル(JAMA)の報告

■被験者にルテインサプリを1日6mg食事から摂取した場合と、0.5mg摂取した場合の加齢黄斑変性症に対する抑制効果を比較調査。 結果、毎日6㎎摂取した被験者では加齢黄斑変性症の発症率が57%減少という効果を確認した。

ルテインを含む主な食材

野菜100gあたりに含まれるルテインの含量(μg)

野菜 ルテイン含量
ケール 21,900
ほうれん草 10,200
ブロッコリー 1,900
リーフレタス 1,800
芽キャベツ 1,300
夏カボチャ 1,200
コーン 780
ニンジン 260
トマト 100

人が生きていく上で必要な栄養素は、大きく分けてたんぱく質・糖質・脂肪・ビタミン・ミネラルの5種類です。 これらの栄養を日頃から食事で摂ることが健康な体を維持するために大切です。 眼にいいからといってルテインを多く含んだものばかり食べるわけにもいきません。 生活スタイルも多種多様な時代、不足している栄養はサプリメントで補うことも重要な手段なのです。

食事から摂ったルテインが眼にたどり着くまでの険しい道のり

ルテインを食事で摂ったからといっても、すぐに眼に届くのかというと、そうではありません。 なぜなら、栄養素は、胃や腸で消化されたあと肝臓に集められます。 そこから血液とともに体全体に供給されます。 これはルテインサプリもまたしかりで、この時に栄養素が必要とされているところに運ばれますが、体中のいろんなところで欲しがるため、その栄養が奪い合いになるのです。

特に全栄養素の約60%は脳で使われるといわれています。 体内で起こっている熾烈な栄養の奪い合いの中、栄養が眼に届くというのは、けっこう大変なことなのです。 一時的にルテインのサプリメントを摂ってもそれでは足りないので、眼の健康を維持するためには日頃から十分に摂取することが大切です。

食事で摂れないルテインはサプリメントで補うしかない

眼病予防、視力回復には1日6~10㎎のルテインサプリが必要であることが、様々な研究結果や報告でわかりました。 しかし、毎日の食事でそれだけの量を摂るのは大変なことです。 ルテインを食事で6㎎摂ろうとすると、ほうれん草では60~80g、ブロッコリー300g、夏カボチャ500g、ニンジンでは3㎏も食べなくてはならないのでこれは現実的ではありません。 ある程度は食事で摂ることはできますが、やはり不足している分は何かで補わなくてはいけません。 そのためにサプリメントが有効なのです。

ルテイン不足を解消するためにサプリメントを上手に活用

不足した栄養を補充するために役立つのがサプリメントです。 どのルテインサプリに一番効果があるのかは、正直にいうとわかりません。 購入の際は、成分などを確認したり情報を集めたりして自分に合ったものを選びましょう。

順位 商品名 商品の説明
ドクターズチョイス
ルテイン40㎎
高品質の天然ルテインが目の健康維持に役立つ
ファンケル
えんきん
ルテインが手元が見えにくいと感じたときのピント調整を助ける
DHC
ルテイン光対策
パソコンやスマホなどのブルーライトから眼を守るためにルテインでサポート

実はルテインサプリの原料は野菜ではなく花

ルテインサプリの原料は何か。 当然多く含んだ野菜からエキスを抽出していると思っていましたが、それは間違いです。 一粒のルテインサプリにものすごい量の食材を使うことになります。 また、他の栄養分も含まれているので、それを分離させなくてはいけないなど、その工程には時間とコストがものすごくかかってしまうのです。 では、どんなものが使われているのかというと、実はマリーゴールドが原料とされていることが多いようです。 市販のルテインサプリの原料を見るとわかります。 マリーゴールドの花弁からは効率よく抽出することができるため、比較的コストも低く、手ごろな価格で手に入るサプリメントとして販売されているのです。

ドラッグストアの薬剤師さんにルテインサプリの効果について聞いてみました

ルテインサプリを購入するにあたり、情報収集のためにスギ薬局さん、セイムスさん、ウエルシアさん、くすりの福太郎さんといった大手ドラッグストアを回りました。 そこで、薬剤師さんに眼の機能改善に役立つのか意見をうかがってみました。

  • あくまでも栄養補助食品なので、その効果を明確にすることができないものです。
  • 効果があるかないかは、御自身で試して実感するしかないと思います。
  • ルテインサプリを飲んだら眼の調子が良くなったという方も実際にいますが、個人差があると思います。
  • 薬であれば薬事法に則ってその効果をうたえるが、サプリのように食品扱いのものはそれができないので何ともいえない。
  • ルテインは栄養成分としてきちんと食事から摂らないととダメです。 サプリは補助的な役割として使ってください。

薬剤師さんの中にもとてもクールな意見をお持ちの方もいました。 「企業が売り出したいがためにCMや広告などをたくさん流しているが、『いいものだから』というより『売りたいから』というほうが強いのではないか。 本当に効果を求めるのであれば、ルテインのサプリメントのような栄養食品ではなく、医薬品として臨床試験を行ってデータを取り、その効果を証明すればいい。 それをしないのは、あまり効果が大きくないからではないか。 もちろん効き目を感じる人もいればそうでない人もいるので何ともいえない」と。 実に正直な薬剤師さんで恐れ入りましたという感じでした。 結局のところは、ルテインサプリを選ぶもの自己責任で選ぶしかないということなのです。

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